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2018年 01月 03日
小学館『プログレッシブ インドネシア語辞典』
『プログレッシブ インドネシア語辞典』 (小学館,2018/2/26)
(著, 編集) 舟田 京子,‎ 高殿 良博,‎ 左藤 正範
Amazon 予約ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4095158115

小学館の辞書の最新情報である.
https://www.shogakukan.co.jp/books/09515811

以下その内容紹介から.
インドネシア語は、基になる単語からの派生語が多いのが特徴だが、重要な派生語は基になる語(親見出し)の中で取り上げて項目解説をし、さらに世界で初めて、それらすべてを独立した見出しとしても掲出して親見出しを参照させるようにした。

これ,例えば terima ばかりでなく,menerima も penerima も一次見出しに立てるということなら,朝倉純孝『インドネシア語小辞典』(大学書林,1964年) がそうしていたから,初めての試みというわけでもない.

***

このように,ME-派生語の me-形 menerima を一次見出しに立てたとしても,まさか kauterima を一次見出しに立てるわけにはいかないだろうから,次の「誰か kaulihat の意味を教えてください」の声は残ることになるだろう.以下再録である.

kautembak(menembak の kau――形)

「誰か kaulihat の意味を教えてください」との書き込みが専修大インドネシア語HPの掲示板にあった。

実はつい昨日,辞書を引いてテキストを読む授業の中で「kautembak が見つかりません」との声があり,このME- 他動詞について説明をしたばかり。

そんなわけなので,教室でどんなことを話したか,ここに書いてみよう。

ME-他動詞は,辞書には me-形で載せられているのだが,実際には,次のようないろいろのかたちで使われる。すなわち,

me―― の他に,ku――,kau――,di――,di――nya, ――.

ku- は勿論一人称代名詞 aku の接頭形,kau- は二人称代名詞 engkau の接頭形,-nya は三人称代名詞 ia の接尾形である。

接尾辞-KAN を伴う ME-KAN 動詞の場合ではこうなる。

me――kan の他に,ku――kan,kau――kan,di――kan,di――kannya, ――kan.

つまり,テキストに出てきた「辞書に見つからない」kautembak とは,ME-他動詞の kau――形の一例。

だから,辞書は K のところではなく,Tの tembak のところを見る。その見出し語の下に「menembak d. 撃つ」がある筈。それが求めるべき答え。

教室では,これで「ありました,分かりました」となったのだが,「誰か kaulihat の意味教えて」と掲示板に書き込まれた方にも,上の文法的説明はきっと参考になるだろうと思う。[Sg 6.23.02]

[Sg]



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by sanggarnote | 2018-01-03 17:00 | 辞書