先ずは中庭99の再録.
benar & salah(マルとバツ)
間違った答えに×印をつけるのはともかく、正しい答えに○をつけるのは純日本式。そんな話しを一年生の教室でした。
例えば、カナダのビクトリア大学ランゲージセンターの Beginning Indonesian にあるオプションの問題で、間違った答えを選ぶと X が出るが、正解を選ぶと、 :-) が出る。
横文字の世界では顔文字も横書き。この :-) は、われわれ向きに縦書きに直すと (^_^) なのだが、それにしても、ちょっとしたショックではないか。テストの正解を示す印がマルでなくて、こんなものになってしまうとは。
正解にチェック印をする話しなどもしたら、シャキル先生に返してもらった答案に変な印がついている、と声が挙がった。見せてもらうと、成る程、×は×だが、マルはなく、Rの筆記体を崩したみたいな印がついている。
先生に確かめると、やはりそう。そしてこれは tradisi とのこと。先生御自身この印の由来について考えたことないとのことであったが(われわれとて正解にマルをする我が方の tradisi の由来について別に考えたことがない)、Rのつもりということであれば、オランダ語 recht(英語 right)の頭文字なのだろう。
この答案の画像を Album Ilustrasi の○×でご覧下さい。「日本ではマル」との情報を差し上げた今後は、正解はマルになってしまうようなので、これは貴重な画像。[Sg 6.29.99]
その画像,iPod に入れたので今や自由に持ち歩ける.そこで数日前池袋でお会いした来日中のイダ先生にもこれを示して確認出来た.小中高時代,確かにこうだったとか.
今風にはこのようである.