上は Benveniste, "Actief et moyen dans le verbe" (1950) の考え方を整理した表 (1978)。ここで注目されるのは,彼 Benveniste が中動態/内在態の subject のところで,それが何だと一言で言えないところ,言葉を失うところ。
そして,「動作の
主体を中心に考える medium」 (高津春繁『印欧語比較文法』岩波全書 1954年,263ペ) ―― 日本人の口からはまるで分かり切ったことだというように「主体」の言葉が出る。[Sg]
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