読書専用機はワープロ専用機と同じ運命を辿るか.
そうはならないと思う.
ワープロ専用機(私は文豪派ではなく書院派だった)は「ワープロ専用機」とは言うものの「ワープロ+プリンター機」であって,どこまでもペーパー時代の道具であった.だから世の中がペーパーレス時代に移っては,全く存在価値を失い消滅する他なかった.
ワープロ専用機できれいにプリントアウトした書類を取引先の商社に持っていったら,Eメールで寄越せ,それが出来ないのなら,このパソコンで全部打ち直せ,と言われた社長の屈辱のエピソードを昔なにかで読んだ覚えがある.これでは,ワープロ専用機消えざるをえない.
写真はかつての愛機,白黒ブラウン管の書院 WD-530. ディスケットのラベルを見ると 1991-93年頃のファイル.[Sg]
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