小学館『プログレッシブ インドネシア語辞典』,「ためし読み」のページ (イ日 4頁,日イ4頁) がアップされた.
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kecam (ふつう基語だけでは用いられない) (p.276)
つまり「ト動詞」を認めないようだが,「と非難した」の「ト動詞」の存在を唱えるのは佐々木文法だけなんだから,仕方がないと言えば仕方がない.
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朝倉純孝『大学書林インドネシア語小辞典』(昭和39年,1964) もこうであった.
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この sekecil-kecilnya を挙げて sekecil を挙げない.もしやこれ, KBBI 譲りかと思ったが,そうでなかった.sebesar を載せない KBBI も sekecil は載せていたから.terkecil (最も小さい) もないようだ.
なおこの辞書は,上の
"pengecil
an" の例でも分かるように,派生語は,二次見出しで扱うとき接辞部分を太字で示している.
"sekecil-
kecilnya" は, 重複語幹 (kecil-kecil) をもつ SE-NYA 派生語
se (kecil-kecil
) nya の筈だが,こうなっているのは,重複語 kecil-kecil が "kecil-
kecil" とされているのと関係してのことらしい.
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"//
pengecil
an" の // は二次見出しのマーク? 三次見出しは /// なのだろうか.
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