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2005年 12月 06日
KJ法
『発想法 ― 創造性開発のために』(川喜田 二郎著,中公新書 (1967)) は,当時読んで,用例カードの整理に利用して,その面白さを体験した.つまり,多数のカードの中には,一見異様で,こんなカードが混じっていなかったら,きれいに整理できるのに,といまいましく思うカードが存在することがある.しかし,我慢して整理を進めてゆく内に,最初に異様だ,こんなものなかったらよかったのに,と思ったカードが俄然輝きを発する.

KJ法_a0051297_1031284.jpg左イラストで言うと,赤丸カードが俄然輝くのは,「常識的・観念的」な整理が一段,二段と進んだ後の段階.ここで「このカード捨てなくてよかった」と思う.


「混沌たる情報からいかに発想・企画するか --- KJ法こそあなたの力となる」(文化人類学者の川喜田二郎がネパール探検による膨大なデータをまとめることから考えだした情報整理と発想のための方法.この思想をもった創造性開発技法は創始者のイニシャルをとってKJ法と命名された) http://www.path.ne.jp/~kjmethod/

by sanggarnote | 2005-12-06 09:20 | イラスト


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