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2006年 02月 28日
Cina
Istilah "Cina" adalah sebutan merendahkan (menghina) yang dipakai oleh kaum/kelompok ultra kanan Jepang dari dulu yang fasis dan sejak awal memang anti Tionghoa, kemudian istilah ini mulai dipakai oleh kelompok/rejim anti Tionghoa di Indonesia dan disebarluaskan. ("Istilah Tiongkok dan Tionghoa Resmi Dipakai oleh Jawa Pos Group", Indonesia Media Online Local News - Early February 2006)

インドネシア語の Cina が日本語の影響で成立したというこの主張,本当かね.


以下は,過去の中庭から:

Cina [Sg 1994.8.30]

スカルノ時代の用法で言えば,Cina は日本語の「支那人」同様に侮蔑的に響く語として原則的に避けられており,もっぱら Tiongkok, Tionghoa が用いられた。国名は勿論,RRT, Republik Rakyat Tiongkok であった。

しかし,最近は新聞紙上でも Cina が用いられ,国名も RRC, Republik Rakyat Cina である。この Cina は英語の China, Chinese に対応する語として,標準語の語彙としてのその地位を今後も確立してゆくだろうと思う。

Cina だけを使う,Tiongkok,Tionghoa の使い分けをしない,それが勿論,名詞形と形容詞形を別にしないインドネシア語文法に適った方向でもある。

例えば,新聞資料には,pengobatan Cina 漢方,pesawat Cina (ハイジャックされた)中国機,orang-orang keturunan Cina 華僑系の人々,Laut Cina Selatan 南シナ海,daratan Cina 中国大陸,など Cina 25の用例があるが,このどれがどれ?

Japan であれ Japanese であれ Jepang でよい。ただ一国,中国についてだけは Tiongkok と Tionghoa を使い分けさせようというのだったら,これは紛れもない中華思想だろう。[Sg 1994.8.30]


China [Sg 1995.12.27]

Bangkok を首都とする国タイは,以前は Muangthai と言っていた。それがいつの間にか Thailand となった。なんだかマレー語みたいだ ― マレーシアは前からThailand ― という気がして,まだ違和感が消えないがしかたがない。

独立50周年を迎えた今年はインドネシア語化 pengindonesiaan キャンペーンが華々しかった年だが,その鉾先はもっぱら民間に向けられたようだ。

そしてかつての中国 Republik Rakyat Tiongkok (RRT) は勿論,今は Republik Rakyat Cina (RRC) である。

この Cina は事実上の国際語たる英語の China に対応するインドネシア語で,過去の侮蔑的なコノテーションにまみれた Cina とは一線を画するもの,というのがインドネシア側の姿勢だが,中国人にとってこの Cina「チナ」への心理的抵抗は理屈ではいかんともなしがたいらしく,今回の北京シンポジウム「東アジアにおけるインドネシア語」でも,中国側の報告者は誰一人そのペーパーの中で Cina という語を使っていない。Tiongkok/Tionghoa か,China(「チャイナ」と発音する)か,そのどちらかを使っているのである。

Cina が見られたのは,インドネシア共和国教育文化大臣が寄せた挨拶のなかだけ.
シンポジウムに出席した駐中国インドネシア大使自身も,自分の挨拶には Republik Rakyat China, pemerintah China を用いている。[Sg 1995.12.27]

by sanggarnote | 2006-02-28 11:22 | 語彙


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