メーリングリスト Bahtera の話題から.
mendisiplin か mendisiplinkan かに関連して,ACIED 編者 Alan Stevens から, "I can't do the -kan -kan" と題しての書き込み (2006/07/06)があった.すなわち,
This is where I make most of my mistakes in Indonesian. I can remember two occasions where I was corrected for using a verb without the suffix -kan.
その二つのケースとは次ぎ.
1)インドネシアからアメリカへ国際電話をかけようとして,うまくつながらず結局キャンセルした,という状況.誰かに「電話どうでしたか」と訊かれたので dibatal と答えたら,dibatalkan に直された.
2)インドネシア語を学習するアメリカの学生にとってどんなところが難しいかを大使館員に説明していた,という状況.彼らにとって接頭辞・接尾辞の使い方が問題で,Itu yang mereka keluh. であると言ったら,keluhkan と直された.
そして,この書き込み "I can't do the -kan -kan" の結びは:
So don't say that Indonesian is an easy language. As the old joke goes (it was originally about Malay):
Indonesian is an easy language to speak badly.
ほんと.その通りである.日本人も,ことインドネシア語に関しては「外国語の壁」というものを全然感じないようで,日本人にとって,インドネシア語はまことに貴重な外国語ということになっている.
●bantah, membantah については随分こだわって調べているが,membatal, membatalkan については調べたことがない.今後注意して調べてみることにしよう.