今見た NHKハイビジョン「天才画家の肖像・江戸っ子浮世絵師参上・歌川国芳」(再放送) は大変興味深かった.
Johan Nieuhof (1618-1672) の『東西海陸紀行』Gedenkwaerdige zee en lantreize door de voornaemste landschappen van West- en Oostindien (1682) の中の銅版挿絵の一枚.
ニーホフは 1653年バタビアに東インド会社員として赴任,本書は没後の出版.West- en Oostindien とあるから,西インド諸島・東インド諸島の紀行である.
この17世紀バタビアの住宅をそっくり頂戴して(椰子の木は松の木にして)満月の夜の吉良邸に仕立てた国芳作「忠臣蔵十一段目夜討之図」.
うちのテレビ,近頃のワイド画面は両端が切れてしまう.そんなわけでこの画像両端が少し切れている.